2002BERC DRAG RACING CHAMPIONSHIP
RULE & 観戦POINT!



2台のマシンが停止状態から1/4mile(402.33m)先のゴール(Bigend)までどちらが先にたどり着くかを競い合うドラッグレース。
僅か数秒で勝負が決まってしまう単純明快なアメリカらしい競技です。

大排気量・数千馬力のモンスターエンジンの奏でるサウンドはここでしか味わえない、そして空気の震撼する感覚は異次元へ導かんばかりのフィーリングです。(あまりにも強烈な為初心者はイヤープラグのご持参をお勧めします。)
350kmオーバーの高速バトルの一部始終が観覧席から、すべて見られる唯一のモータースポーツです。

ドラッグレースには通常のサーキットレースとは全く異なるルールが存在しています。簡単ではありますがそのルールと観戦ポイントをご紹介致します。



ドラッグレースのルール
1.バーンナウト
スタート前にタイヤを温めて路面へのグリップを高める為に行い、約200m位タイヤを空転させ続け4mあまりの高さまでタイヤスモークをかきあげます。

1.バーンナウトはクラスにより範囲を制限するTF,TA/FC,PRO,GD,PS,SM,GT,GT-,PB,SB/EXクラスはスタートラインを越えるバーンナウトが1回許されている。競技車がバーンナウト時に壊れてバックする ことが出来ない時、コース上でUターンをし、スタートラインに戻るこ とは禁止。また、バーンナウトの際クルーが車輌に触れることは一 切禁止。バーンナウトをしながらの散水も禁止。
2.上記以外のクラスは指定されたバーンナウトエリアで行うこと。これを守らずにスタートラインを越えた場合は失格。バーンナウト規制は、スタート審判員の判断による。
3.各クラスとも決められたバーンナウトエリア以外でのバーンナウトを 禁止。また、駆動輪にドラッグスリック又はBIG END STREET DRAGタイヤを装着した車両以外はバーンナウト禁止。
4.バーンナウト後ステージングの際のドライホップはスタートラインを越 えない範囲で1回のみ許される。バーンナウト後、競技区間上でのドライホップは一切禁止する。
2.スターティングシステム
スタート地点のスタートシグナルをドラッグレースでは通称クリスマスツリーと呼んでいます。
プレステージライト(黄色・上)
スタートラインに15cm間隔で2本の光電管がセットされています。一本目を横切ることにより、このライトが点灯します。

ステージライト(黄色・下)
スタートラインの2本目の光電管を切ったときに点灯。上下のステージングライトをライトレーン、レフトレーン共に点灯しスタート準備が完了となる。

スリーアンバースターティングシステム(黄色)

プレステージ、ステージシグナルの点灯でスターティングが始まる。

グリーンライト(緑)スタートシグナル
このライトが点灯することで競技開始となる。
このランプの点灯と同時にスタートすることがグッドスタートである。

レッドライト(赤)フライングシグナル
グリーンライトの点灯前に車輌が動いた場合にレッドライトは点灯する。この場合、フライングスタート(反則スタート)を行ったこととして、タイムは無効となる。
スタートの準備
スタート方法
フライングの場合
ステージング
ストックスタート
プロスタート
フライングスタート(反則スタート、タイム掲示板に はファールと掲示される)としてタイムは無効。失格となる。
スタートラインの2本目の光電管を切ったときに点灯。上下のステージングライトが点灯しスタート準備が完了となる。
3個のライトが0.5秒で
カウントダウンする。
3個のスターティングライトが同時に点灯し、点灯ディレイは0.4秒。
※0.5秒未満の場合はファールになります。 ※0.4秒未満の場合はファールになります。
クリスマスツリーのプレステージライト、ステージライトは15cm間隔で設置した赤外線センサーに連動しマシンがスタート地点に進入したことを確認できます。スタート地点で2台がライトを点灯させるとスタート準備完了となります。このときのステージライトの点灯を早くするか?遅くするか?相手のドライバーとの心理的駆け引きもレースを楽しく観戦するポイントです。ステージランプ点灯後スリーアンバーライトが点灯します。カウントダウンするのがストックスタート、3個同時に点灯するのがプロスタート。そしてその下のグリーンライトが点灯するとスタートとなります。グリーンライトが点灯するまでにプロスタートで0.4秒ストックスタートで0.5秒の時間を要します。これは人間の反応時間が0.4秒必要とされているからで0.4秒(ストックスタートは0.5秒)以前に車が走り出した場合フライング(レッドライト点灯)とみなされます。この僅かな間隔をR.T(リアクションタイム)と呼び、計測も行っています。

 

3.E.T(エリミネーションタイム)
0〜1/4mile(402.33M)又は場合によっては1000フィート(304.8m)の到達タイムのことです。
ここでポイントこのE.TにはR.Tのタイムは含まれていません。リアクションが極端に悪かった場合に相手よりもタイム(E.T)が速かったとしてもゴール通過が遅くなってしまえば負けてしまうこともあります。
ルールについてもっと詳しく知りたい方はルールブックの要約したものをこの下に掲載しております。こちらをご覧ください。

ドラッグレース観戦のための基礎知識
1.VHT(トラックバイト)
スタート地点からゴールまでコースの走行レーンは黒々と反射しています。これはトラックバイト(VHT)という溶剤を撒いているのでこんな色になっています。このVHTは強力なグリップを発揮するため3500馬力もあるドラッグマシンでも安全に走行できる様になります。そして路面保護という目的もあります。
2.ドラッグスリックタイヤ

ドラッグマシンの駆動輪に装着される太いタイヤはドラッグレース専用に作られているドラッグスリックタイヤと呼ばれている物です。通常クルマやバイクの空気圧は1.5〜2.5kgm位入れるのが普通だと思いますが、ドラッグスリックの場合は0.4〜0.7kgmと非常に低く設定されています。これは超低空気圧による強烈なグリップを得るためなのです。
クルマについての一般常識のある方ならタイヤが外れてしまうと思うでしょう。勿論通常のホイールを使っていたのであれば外れてしまいますがこのタイヤはビート部をビス固定したりインナータイヤでホイールに固定していたりしています。
止まっている状態でファニーカーなどを見ると下側がパンクしているように見えるほどです。
また、参考までにスリックタイヤ・タイヤウォマー(現在は使用禁止になっています。)はドラッグレースで生まれたアイテムです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




BERCドラッグレース規則 概略

このページの内容は一部省略してある部分があります。
レースに参加される方は必ずルールブックをご確認ください。

第2章 競技

定義
ドラッグレースとは、シグナルによる2台同時スタートとし、先にゴールラインを通過した者が勝者となる。また、単にE.T.(区間タイム)だけを競う競技もある。

第 1 条 バーンナウト
1.バーンナウトはクラスにより範囲を制限するTF,TA/FC,PRO,GD,PS,SM,GT,GT-,PB,SB/EXクラスはスタートラインを越えるバーンナウトが1回許されている。競技車がバーンナウト時に壊れてバックする ことが出来ない時、コース上でUターンをし、スタートラインに戻るこ とは禁止。また、バーンナウトの際クルーが車輌に触れることは一 切禁止。バーンナウトをしながらの散水も禁止。
2.上記以外のクラスは指定されたバーンナウトエリアで行うこと。これを守らずにスタートラインを越えた場合は失格。バーンナウト規制は、スタート審判員の判断による。
3.各クラスとも決められたバーンナウトエリア以外でのバーンナウトを 禁止。また、駆動輪にドラッグスリック又はBIG END STREET DRAGタイヤを装着した車両以外はバーンナウト禁止。
4.バーンナウト後ステージングの際のドライホップはスタートラインを越 えない範囲で1回のみ許される。バーンナウト後、競技区間上でのドライホップは一切禁止する。

第 2 条ステージングエリア
車両が、ステージングするためのエリアをスタートライン後方に設ける。このエリアはスタート準備のための区域であり一切の作業等を認めない。主催者は、このエリアに入れるクルーの人数を制限できる。

第 3 条ステージング
a)競技車両がステージングエリアに着いた時点で、レーススタートの 準備が出来ていなくてはならない。競技車両は、セルフステージ しセルフスタートしなければならない。この規則はシングル走行時 も同様でプッシュステージやプッシュスタートは禁止する。
b)競技者がステージラインと車両の位置を確かめるために機械及 び電子装置等を使用することは禁止。車両の位置を確かめる手 段は肉眼に依る確認のみ認める。
c)ステージングをする場合、両者共ステージライトを点灯する前にプレステージライトを点灯させなくてはならない。相手側のプレステージライトが点灯するまではステージライトを点灯させてはいけない。また、ステージラインを越え、ステージライトを消灯させてしまった場 合は失格となる。
d)ステージングには適度な時間が与えられるが、先にプレステージライトを点灯出来る場合でも相手側を待ち、双方同時にプレステー ジライトを点灯させるのが望ましい。なお、プレステージライトを点灯させるのが著しく遅い場合や、相手がステージライトをすでに点灯させている状態でステージライトを点灯させるのが著しく遅い場合は当該ヒート失格となる。タイムリミットはスタート審判員の判断に委ねる。
e)ステージが完了した後、ステージングをやり直すのは禁止。また、スタートシステムが作動する前にスタートライン(ステージライン)を越え た者や、スタート審判員の指示通りにステージングを行わない者は 当該ヒート失格となる。
f)ステージングの際、プレステージ・ステージライト点灯後、さらに深くステージングするために前進し、プレステージライトを消灯する。いわゆるディープステージは失格ではないが、基本的には通常のステージングが望ましい。’

第 4 条スリーアンバースターティングシステム
1. プロスタート
3個のアンバーが同時に点灯し、スタートシグナル点灯まで0.4秒 ディレイ(間隔)がある。また、この時リアクションタイム(R.T)が0.4 秒未満の場合はフライングスタート(反則スタート、タイム掲示板に はファールと掲示される)としてタイムは無効。失格となる。
2.ストックスタート
3個のアンバーが0.5秒間隔でカウントダウンする。また、スタートシ グナル点灯迄のディレイは0.5秒ありR.Tが0.5秒未満を記録した 場合はファールとなる。

第 5 条予選
1. 出走順番及びレーンについて
予選の出走順番及びレーンは、参加受付順を考慮して大会事務局により決定される。
2. 全ての車は、セルフスタートし、セルフステージしなければいけない。 予選で同タイムが出た場合、その予選でのトップスピードの記録の良い方が予選順位が上位となる。更にトップスピードも同じ場合は、R.Tの良い方が予選順位が上位となる。
3. その他の予選に関する順位付けは、大会組織委員会により決定 される。

第 6 条ラダー
1. 予選のタイムでラダーポジションが決定する。予選に出走して、タイム無効あるいは、予選不参加の場合のラダーポジションは、大会組織委員会に委ねる。1度ラダーのペアリングが決まったら、大会組織委員会が必要としない限り変更はできない。参加者は、予選及び各ヒート終了後にラダーのペアリング表(対戦表)を確認する義務がある。
2. ラダートーナメントにて、1つのクラス中、参加者全員が失格となった場合、競技中の公式タイムによるタイムトライアルとして、順位を決定する。(公式タイムとは予選を含む競技中に樹立したタイムを 言う。)

第 7 条シングルラン
ラダーへ進出をした参加者の数が奇数の場合または、ペアリングを決定した相手が出走出来ない場合は、1台出走のシングルランとなる。シングルランの場合は、ステージングをしてスタートシグナルを点灯した時点で勝者とみなされるが、スタート時のフライング、タイムオーバー及びコースアウトは失格である。

第 8 条コース選択
コース選択は、E.T.(区間タイム)により決まる。予選のE.T.が速い方が第1ヒートのレーン選択が出来る。続くヒートでは、前回のヒートのE.T.の速い方がレーン選択出来る。
ヒート制の場合のコース選択は、対戦表又はオフィシャルの指示 によって決められる。

第 9 条失格

1.競技役員は正当な条件に従ってバーンナウト規定の改定について選択権を有する。
車両がバーンナウト時に故障し、自走で車両を後進させることが出来ない場合、コース上を旋回してスタートラインまで戻ることは出来ない。
2.コースアウト
バーンナウトを含む競技中コース上に記されたラインを越えた場合はコースアウトとして失格。ラインを越えるとは、車両の一部でもラインの塗装上を越えることを言う。
尚、ガードレール、バリア、ウォール、或いはその他の設備(クリスマスツリー、計測用設備、パイロン等々)に触れた場合も同様である。
3
.グリーンランプ点灯後5秒以内にスタートしない者は当該ヒート失格となる。
4
.スタート後1分を経過してもフィニッシュしない者は当該ヒート失格となる。
5.ラダー方式の競技クラスに於て、フライングをした場合は失格となる。
6.対戦相手との接触を避けるため、意図してラインを越えた場合は失格とはならない。
7
.競技役員の許可なしにコースを逆走することは認められない。
8.ラダー方式の競技クラスに於て、ラダーペアリングの双方が失格になることが本競技会ではありうる。
9.パドック内、ゴール後のリターンロードでは徐行すること。開催場所のいかなる場所でもこの速度を厳守し走行すること(緊急自動車、オフィシャルカーを除く)尚、危険走行(競技車のみならず、サービスカー、トランスポーター等々も含む)及び危険行為を行った者は失格となる。
10
.本競技会参加者は常にスポーツマンとしての自覚を持ち大会審査委員会および大会組織委員会、レスキュー役員、オフィシャル等の関係者に対して競技運営等の妨げとなる様な行動及び言動をとった場合はいかなる状態でも失格となる。

第 10 条勝者の判定
1. ラダーの場合2台同時にスタートし、先にゴールラインを越えた者が勝者となる。タイムの発表はE.Tのみとする。
2. ヒート制の場合は2台づつ同時にスタートし、2回から3回のE.Tのベストタイムによって順位付けをする。
3. E.TはSS1/4マイル(402.33m)又はSS1,000フィート(304.8m)によって競われる。但し、開催場所や不可抗力により競技距離は変更となる場合がある。
4. ラダー方式の競技クラスに於て、決勝ヒートのみ、両者共にフライングの場合はR.T(リアクションタイム)が0.4秒に近い者が勝者となる。

第 11 条競技の成立
各クラスの参加者が全員1回の出走を終了していれば(予選を含む)その時点で競技は成立する。その場合の順位決定は、E.Tによって速い者から順位付けされる。クラスの全車とは、タイムテーブルに記載されている時間内に走行した者を言う。
この場合の抗議は一切受けられない。

第 12 条補足
同一競技会で同じカテゴリーの中で2台以上の車両を運転してはいけない。又、同じ車両を2人以上で運転してはいけない。
尚、別カテゴリーであっても最大エントリーは2カテゴリー迄とする。